TETSUYAの競馬予想ブログ

完全無料競馬予想の決定版!データ分析、血統などあらゆる要素から競馬予想をします。

マイルチャンピオンシップ【レース展望】血統、力関係、短距離の女傑グランアレグリアが3歳馬に挑む!

マイルチャンピオンシップ、レース展望

マイルチャンピオンシップ、レース展望

全国の皆様こんにちは~!「TETSUYA競馬ブログ」のTETSUYAです。

先週のエリザベス女王杯(G1)は意表をついたノームコアの逃げでレースがスタート。ノームコアは若干かかり気味で、鞍上の横山典弘騎手はもう少し抑えたかったとおもいます。しかし、無理に抑える事無く先行させました。

1000m通過は59.3秒でミドルからハイペース。ラッキーライラックは13番手の後ろからの競馬。3,4コーナーの勝負所で外からスッと先団に取り付き、3番手まで押し上げ直線へ。そのまま後続を振り切りクビ差の1着でゴール!!

ラッキーライラックの強さが目立ったレースでした。

2着はサラキア、3着はラヴズオンリーユーでともに後方からの競馬で2着と3着に入りました。

1000mを超えた辺りから、G1レースらしい激しい競馬になり、5着までで前で粘ったのは3番手を競馬をした4着のウインマリリンのみ。

とにかく出入りの激しい競馬で、前にいた馬は外から内から被せられた非常に厳しい競馬になったね。

結果はラッキーライラックが昨年の優勝に引き続き連覇達成!おめでとう~!!

今週は阪神競馬場でマイルチャンピオンシップが行われます。

現在、安田記念(G1)とスプリンターズステークス(G1)をG1レース2連勝中のスプリンター界の女傑「グランアレグリア」が参戦してきますね。マイルまでなら本当に強くG1レース3勝、G2レース1勝、G3レース1勝しています。

あと、昨年に朝日杯フューチュリティステークス(G1)を勝ち、皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)をコントレイルの2着で涙を飲んだ3歳馬サリオスがマイル戦線に照準を合わせて参戦してきましたね。前走は古馬相手の毎日王冠(G2)を3馬身差の圧勝で、一気にグランアレグリア同様、主役候補に浮上してきました!

それでは、マイルチャンピオンシップの展望に行ってみましょう!!

マイルチャンピオンシップ【展望】

本来なら京都競馬場で行われますが、今年は京都競馬場の改修工事に伴い阪神競馬場の芝1600mで行われるマイルチャンピオンシップです。登録馬は17頭でその内、8頭がG1馬と言う例年以上の豪華メンバーでマイル王の争奪が行わます。

主役はここまでG1を3勝(桜花賞、安田記念、スプリンターズステークス)をしている「グランアレグリア」(牝馬4歳、美浦:藤沢厩舎、騎手:ルメール)です。2走前の安田記念(G1)は単勝1.3倍の圧倒的1人気「アーモンドアイ」を2 1/2馬身差で圧勝。続くスプリンターズステークス(G1)では4ヶ月の休み明け馬体重はプラス14kgでレースに挑む。レースは後方15番手でレースを進め、直線に向いても15番手のポジション。残り200mまでは15番手で通常なら絶望的な位置取りのはずだが、200mを切ったあたり猛追!1頭だけ次元の違う豪脚で上がり3F33.6秒で2着に2馬身差をつけて圧勝した。スプリンターの最強牝馬と言っても過言ではないでしょう。

今年の皐月賞、日本ダービーのクラシックレースで連続2着とう今一歩、優勝に届かなくて涙を飲んだ「サリオス」(朝日杯フューチュリティステークス(G1)勝ち、牡馬3歳、美浦:堀厩舎)が参戦。前走は古馬相手に毎日王冠(G2)を2着のダイワキャグニーに3馬身差の圧勝をしました。同じ3歳馬でクラシックレースを全レースを勝ったコントレイルがいる世代で、このマイル戦線に矛先を向けてきたのは大正解でしょう。今までのレースをぶりを見ていると、3歳のこの時期で非常に完成度の高い馬です。姉には先週のエリザベス女王杯で2着に入ったサラキアで、姉の分もこのマイルチャンピオンシップで上位争いを期待します。

インディチャンプ(牡馬5歳、栗東:音無厩舎)は昨年のマイルチャンピオンシップの勝ち馬で、今年勝つと連覇達成と言うことになります。マイルチャンピオンシップの勝利後、香港マイル(G1)に遠征するも7着と敗退し、次のレースの中山記念(G2)も4着と馬券圏内に入らなく、調子を落としていました。しかし、前々走のマイラーズカップ(G2)を勝利し、前走の安田記念(G1)は3着と好走しました。その後、スプリンターズステークス(G1)を目標に調整をしていましたが、右後肢の大腿(だいたい)二頭筋の炎症によりに残念ながら回避となりました。しかし、幸いにも軽い症状で、これまで順調に調教を終えている。ただ、この馬は叩き良化型で、休み明けで一度叩いて良くなるタイプなので、今回の5が月半の休み明けのレースに一抹の不安を抱えています。

アドマイヤマーズ(牡馬4歳、栗東:友道調教師)はマイルのG1レース(朝日杯フューチュリティステークス、NHKマイルカップ、香港マイル)を3勝している実力馬。前走のスワンステークス(G2)は初の芝1400m,5ヶ月の休み明け、斤量58kgで3着と言う結果。前走はすべての条件がすこし不利な点があったが3着で、次につながるレースが出来ています。

ラウダシオン(牡馬3歳、栗東:斉藤厩舎)は2走前の今年のNHKマイルカップ(G1)を9番人気で1着となった。その後、休養をはさみ前走は5ヶ月半の休み明け、プラス16kgで富士ステークス(G2)を2着。今回は叩き2走目で中身も変わってきますし、得意の芝1600mで巻き返しを図り、G1レース2勝目を狙い行く。