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今回はG1レースのマイルチャンピオンシップ【出走予定馬・人気馬見解】グランアレグリア、サリオス、インディチャンプ、アドマイヤマーズを徹底見解を行っていきます!
マイルチャンピオンシップ出走予定馬の予想オッズ表
コチラがマイルチャンピオンシップ出走予定馬の予想オッズ表です。
この出走予定馬オッズ表から「グランアレグリア」「サリオス」「インディチャンプ」「アドマイヤマーズ」の見解を行っていきます。
グランアレグリアの見解
グランアレグリア 牝4歳 斤量:55kg
競争戦歴:6-1-1-1
調教師:(東)藤沢和雄
騎手:ルメール
近走の戦歴
- 20/10/04 スプリンターズステークス(G1) 1番人気⇒1着
- 20/06/07 安田記念(G1) 3番人気⇒1着
- 20/03/29 高松宮記念(G1) 2番人気⇒2着
これまでマイルまでのG1レースを3勝(桜花賞、安田記念、スプリンターズステークス)している女傑。近4走の上がりタイムは33.5-33.1-33.7-33.6秒で上がり最速タイムで走っていて、最後の末脚は絶対的な自信を持っている。
前走のスプリンターズステークスは、4コーナーを回ったところで前から15番手の絶望的な位置から、一頭次元の違う末脚で14頭をゴボウ抜きをして2馬身差の圧勝。ただ「1200m戦は距離が短く、レースのリズムに乗れなかった」とルメール騎手がコメントしている。ベストの距離はマイル。
2走前の安田記念(G1)でアーモンドアイに先着してのは大きな強み。休み明けの叩き2走目、ベストのマイルの距離、絶好調のルメール騎手で鬼脚が炸裂すれば、G1レース3連勝は濃厚か。
サリオスの見解
サリオス 牡3歳 斤量:56kg
競争戦歴:4-2-0-0
調教師:(東)堀宣行
騎手:デムーロ
近走の戦歴
- 20/10/11 毎日王冠(G2) 1番人気⇒1着
- 20/5/31 東京優駿(日本ダービー)(G1) 2番人気⇒2着
- 20/04/19 皐月賞(G1) 3番人気⇒2着
昨年、朝日杯フューチュリティステークス(G1)を勝っている2歳馬チャンピオン。その後、皐月賞、日本ダービーと出走するも共に2着と3歳馬のクラシックレースで好成績を残している。4ヶ月半の休み明けをはさみ、前走から中距離、マイル戦線に路線を変更。前走の毎日王冠(G2)は初の古馬との対決で1番人気で3馬身差の圧勝で1着となっている。
1600m戦では、昨年の朝日杯フューチュリティステークスを勝ちを含め、3戦3勝と負け知らずだが、マイルのスペシャリストの実績馬がズラリと揃った、今回のマイルチャンピオンシップは前走の毎日王冠(G2)とは違い一気のメンバー強化。だが、サリオスもマイルは適正距離、実績も有り、ここに入っても能力は上位。
インディチャンプの見解
インディチャンプ 牡5歳 斤量:57kg
競争戦歴:8-1-3-3
調教師:(西)音無秀孝
騎手:福永祐一
近走の戦歴
- 20/06/07 安田記念(G1) 2番人気⇒3着
- 20/04/26 マイラーズカップ(G2) 1番人気⇒1着
- 20/03/01 中山記念(G2) 4番人気⇒4着
昨年のマイルチャンピオンシップの優勝馬、このレースを勝てば連覇となる実力馬。昨年、香港マイル(7着)後、3ヶ月の休み明けをはさみ、中山記念(G2)4着⇒マイラーズカップ(G2)1着⇒前走、安田記念(3着)と大崩せず実績馬らしく上位にきている。
今回は5ヶ月半の休み明けのレース。本来ならスプリンターズステークス(G1)から始動のはずが、右後肢の大腿(だいたい)二頭筋の炎症により回避。一頓挫あっての今回のレースへ。幸いにして軽症でその後は順調に調教をこなしている。
京都では強い競馬を見せているが、阪神はマイナス材料か。しかも、叩き良化型の馬で、5ヶ月半の休み明けは気になる点。実績は昨年に安田記念(G1)を優勝(アーモンドアイに勝つ)、マイルチャンピオンシップ(G1)を勝ちマイルG1レースを2勝。実績は申し分無い。今年、マイルチャンピオンシップ(G1)を勝てば連覇達成。
アドマイヤマーズの見解
アドマイヤマーズ 牡4歳 斤量57kg
競争戦歴:5-1-1-3
調教師:(西)友道康夫
騎手:川田将雅
近走の戦歴
- 20/20/31 スワンステークス(G2) 2番人気⇒3着
- 20/06/07 安田記念(G1) 6番人気⇒6着
- 20/12/08 香港マイル(G1) 1着
G1レースは朝日杯フューチュリティステークス、NHKマイルカップ、香港マイルで芝1600mを3勝している、マイラーのスペシャリスト。父はダイワメジャーでマイルの距離は適正距離。
2走前の安田記念(G1)は、香港マイル(G1)を勝っての海外帰り初戦で、6ヶ月の休み明けのレース。条件が厳しく6着と着外に敗れてしまった。今回のレースは5ヶ月の休み明け⇒スワンステークス(G2)を3着で休み明けの叩き2走目でローテーションは理想的。しかも休み明け2走目は(2-0-0-0)と勝率が100%でデータ分析の裏付けもある。
この馬のパフォーマンスを100%発揮すれば、十分にこのメンバーでも勝ち負け出来る能力は持っている。
グランアレグリア、サリオス、インディチャンプ、アドマイヤマーズの見解まとめ
この4頭の中で頭一つ抜けているのは「グランアレグリア」か。近走の競馬が文句の付けようのない強い勝ち方。今回は得意の芝1600m。前走のスプリンターズステークス(G1)は直線、絶望的な位置から驚異的な末脚で差し切り勝ち。この脚を使われたら、サリオス、インディチャンプ、アドマイヤマーズも一気に差し切られてしまうほどの鬼脚だ。
次に注目すべき馬は「サリオス」だ。無敗の三冠馬コントレイルがいる世代で、皐月賞、日本ダービーは2着に敗れたが、コントレイルがいなかったらこの馬が3歳馬ではナンバーワン。まして、この馬の適正距離であるマイル路線に進路を切り替えたのも、正解と言っていいだろう。前走は休み明けで初の古馬との対決の毎日王冠(G2)で、あっさりと3馬身差の圧勝を成し遂げた。今回は休み明けの叩き2走目。得意のマイルの距離。勝つべき条件は揃っている。
続いて「アドマイヤマーズ」だ。前走のスワンステークス(G2)は初の芝1400m、斤量は58kg,道中はスムーズさを欠くと言った事で、直線は先行して粘りきれず3着となってしまった。だが、しっかりと先行して粘り込んでおり、次につながるレースになったし1400mを使った効果は十分にある。
4番手は「インディチャンプ」だ。芝1600mの成績は(7-1-1-3)で、マイラーのスペシャリストと言っても過言では無い。中間、アクシデントがあり予定のスプリンターズステークス(G1)を回避し、さらに休み明けは苦手とする叩き良化型タイプ。(今回は5ヶ月半の休み明けのレース)マイルは走るが、中間に色々と有り順調さに欠けた点が気になる。
現時点での有力馬展開で注目すべき順位は
- グランアレグリア
- サリオス
- アドマイヤマーズ
- インディチャンプ
となった。